パパ薬剤師の子どもの薬基礎講座

2010/04/01

熱さましの坐薬-2

残った坐薬をどう保管して、次回に活かすか?


前回は「熱さましの坐薬を使用する3つのポイント」でした。
今回は「残った坐薬をどう保管して、次回に活かすか?」についてお伝えしたいと思います。


ポイント4 ~保管法~


◆冷蔵庫に保管する。
(アセトアミノフェン製剤は外に出しておくと溶けることがあります)
◆処方された年月日を書いておく。
(兄弟がいる場合は、名前を書いておくことも大切です)
◆保管後、1年で処分する。
(普通の内科で処方された場合は使用期限が短い可能性もあります)


写真


ポイント5 ~熱さましはしっかり保管して次回に活かす~


◆子どもの薬は体重で使用量が変わると知っておく(※)。
(半年前は1回2/3本だったのが1回1本になっている事もあります)
◆1回量が1本の場合に限り、溶けても固めて使えると知っておく。
(一度溶けてしまうと、成分が偏ることがあるので切って使う事はできません)
◆熱さましは痛み止めになると知っておく。
(中耳炎などの痛みに使う事があります)


※子どもによく使う「アセトアミノフェン」という解熱剤の使用量は、アセトアミノフェンとして10~15mg/kg/回です。
具体的には10kg(1歳)のお子さんで100mgの座薬1本~1本半、もしくは200mgの座薬1/2~2/3本ということなのです。これを覚えておくと便利ですね。


※座薬の種類によっては空ける時間が異なったり、1日2回までと決められている物もあります。
正確な使用期限はきちんとあります。必ず処方された薬局で聞いてください。
2007年10月時点で、この使用量の目安が公表されました。


いかがだったでしょうか?
今回は「残った坐薬をどう保管して、次回に活かすか?」でした。
前回分と合わせると全部で5つのポイントになりますね。


今後も、薬局や小児科での説明よりも、ほんの少し役立つ話をしてきます。
あなたの子育てが、少しでも楽になりますように♪


パパ薬剤師 中村守男(メディカルパパ)

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