2008/3/28

あっという間に冬学期終了

大学で授業を取り始めて、面白いことになった!と思っていたら、あっという間に2ヶ月も経ち、Winter Term(冬学期)が終わってしまいました。主婦、パートの仕事に週に4時間の授業が加わっただけで倍以上の忙しさでした。
母国語でない言語を、しかも文法を勉強するとなると、授業についていくための予習や復習に時間がかかります。初めてのことで、時間がうまく使えていないこともあり、どう頑張ってもいっぱいいっぱい。子供たちをスイミングのクラスに連れていって、プールサイドの観覧席で勉強をするのが一番静かで捗る時間でした。そんな努力に夫と子供たちの協力のおかげで、全授業無欠席、A(優)でクラスをパスできました。インストラクターによるとクラスでトップだったとか。苦労が報われました。

クラスをとると決めた時、何より勉強をさせてもらう機会ができたのだから、この時間とお金を無駄にしては申し訳ないという気持ち、それに生まれつきの負けん気も加わって、できる限りのことをして、絶対に良い成績でパスすることを目標にしていました。この強い気持ちがどうして現役の学生の時になかったのか、親に対する甘えと受験勉強からの開放感からとしかいいようがありません。夫も高校卒業直後に大学に行った時の成績はあまり芳しくなかったそうですが、仕事をしながら大学院を卒業する時も、更に資格を取るためにコースを取った時も、オールA。大学の時にこれができなかったことを悔しがっていました。

夫となぜ二人共にこうなるのかを話したのですが、「いったん社会人を経験すると、世の中のことが理解しやすいし、お金のありがたみがしっかりと身につくから」という結論に達しました。うちの子供たちも、場合によっては一度仕事を経験して大学に行くのもいいかもしれない、という話にまでなりました。本当に、本当にそう思います。

私が台所で料理をしながら文法を唱えていると、次男が復唱をしながら付いて回ったり、長男も様子を見ながら、次男とそれとなく一緒に遊んでくれて私の時間を作ってくれました。「ママも学校に行って勉強している」という姿を見せておくのも、子供たちの良い刺激になっているかもしれません。

さて、春学期の登録が始まりますが、次のクラスの前に大学側と調整しなくてはいけないことがでてきました。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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