2007/9/13

秋の始まり

2ヶ月ほど更新をお休みしました。
夫が、一年間に亘る自分の授業の最後の締め括りに入り、それと同時にステップアップのための就職活動。長男は、夏休みに入ったと同時に年中行事のスイミングに拍車がかかり、次男は反抗期に突入。私は長期の休みも取らず、欠員をカバーするために必死。家族がそれぞれの課題をこなすために頑張りました。

突然ですが、The Squeaking Wheel gets the oil. という話題を覚えていらっしゃるでしょうか?今回はゴネ得ではなく、当然の主張をした話です。
私の職場に大学卒業間もない新人の採用が決まった時、私よりも高い時給になることがわかりました。人事部長(私の上司)が提案し、センター長が同意したということです。私はとても悲しくなりました。他部署の心無い人から「いくら昇給してもらったの」「いつ辞めるかって皆で話してるのよ」などと言われながら同僚の定まらない6ヶ月間、がむしゃらに頑張ってきた私には、昇給もボーナスもなし。上司に談判せざるを得ない気持ちになりました。正直な気持ちを伝えた結果、同等級の人たちを鑑みると私だけ昇給は難しく、20時間の有給支給ができることの全てと告げられました。これまで文句ひとつ言ったことのない私からの提言に、上司もびっくりしたようです。夫の仕事を考えると、いつ辞めても仕方ないという気持ちもあり、ボーナスを頂いたという意味でこの条件を飲みました。日本だったら、上司に飲みに連れ出され、「まあまあ、そう興奮しなくても」と誤魔化されておしまいになっていたかもしれないことを考えると、私の談判は無駄ではなかったですよね。私も強くなったものです。

結局、夫は新しい免許が取れたことで安心してのんびりしてしまい、就職活動に力が入らず現状維持。長男は平泳ぎがマスターできれば、クラスを卒業してスイミングチームの仲間入りというところで、「僕、4年生になるまでこのクラスでいいから」。欲の無いこと。4泊5日のキャンプで自立心が旺盛になり、自分で考え行動することが多くなったと同時に、わがままの多い次男を引き連れて友達と遊ぶようになりました。次男はどこまでもマイペース。

それぞれが元の居場所に戻り、そんなこんなで我が家の秋が始まりました。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

アメリカからの子育て奮闘記TOPページへ