2007/6/15

大蒜と銀杏

いつも持ち歩いているデジタルカメラのバッテリーを失くしてしまいました。
使わない時はバッテリーをカメラ本体から抜いて、専用の容器に入れるようにという使用説明書に従い、カメラとバッテリーをカメラケースに入れて持ち歩いていたのです。シャッターチャンスを逃す可能性が大いにあるとわかっていながら、なぜかそうしていたのです。間抜けですね。
充電して、コンピュータデスクの上に置いたような、ケースに入れたようなあやふやな記憶のもと、バッグ、車、家の中、おもちゃ箱の中まで至るところを探し尽くしました。子供たちも一緒になって探しましたが、ありません。

「にんにく、にんにく」と言いながら探すと探し物が見つかるという話を友人から聞きました。物を失くすのは魔女のいたずら、その魔女の嫌いな「にんにく」を呟くと、探し物がでてくるとか。
それでもやっぱり、出てきません。
1ヵ月後、いよいよ諦め、新しいものを買ったらきっと出てくるはず、という予感が的中。インターネットでバッテリーを注文したその翌日、子供たちのベッドの下を掃除していたら、ひょっこり出てきました。
あれほど何度も探した場所からどうしていきなりでてきたのか、我が家の場合は魔女ではなく、次男のいたずらとしか思えません。
もとはと言えば、不用意に「どこかに」置いて、それがどこだったか思い出せない私が悪いのですが。

十年以上前の出来事を昨日のことのように鮮明に覚えているのに、昨日の夕食に何を食べたのか思い出せないことがある。年をとったせいもあるのに加えて、どうも次男を出産してから、ひどくなったような気がします。
仕事に出ると、気が張る上にメモ魔となるので、このようなことが起こったことはないのですが、家では気が緩んでいるのでしょうね。

アメリカでは「GINKO」(ギンコ)として呼ばれる、銀杏の葉が物忘れ防止に効くことをご存知ですか?義父が愛用していたハーブでもあります。
にんにくの呪文が効かないとなると、このGINKOにお願いして、脳の活性化に努めることにしましょうか・・・


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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