2007/5/25

りんご病

日本でははしかが流行っているそうですね。
私が小学生の頃は、風疹が爆発的に流行りました。しかもその頃は小児期に予防接種が義務付けられていなかったので、母親が慌てて私と弟を近くのかかりつけの医院に予防接種に連れていってくれたことを覚えています。

私の住む町では、今Fifth Diseaseが流行っています。日本語ではりんご病。英語でもSlapped Cheek Syndromeとも呼ばれるように、頬っぺたが叩かれたように赤くなり、湿疹と発熱を伴う伝染病です。長男の学校でも次男のプリスクールでも発病した子供がいるのですが、厄介なことに、症状が出た時には既にウイルスをばら撒いた後なのだそうで、我が家の子供たちもいつもらってくるかとひやひやしているところです。
プリスクールは特に病気に関して厳しい規則があり、発熱はもちろん、目が充血している、咳がひどい、湿疹がある、緑の鼻水が出ている時は預かってくれません。このFifth Diseaseは、症状が出ている時は既に遅いとわかっていても、医師の診断が出るまでは行けません。

そう言えば、これまで病気による学級閉鎖を聞いたことがありません。子供の頃、風邪やインフルエンザで欠席者が多い時は、学校が休みになったものですが、ここではいくら病欠が多くても、学校は必ずあります。逆に休校になるのは、道路の凍結などです。しかもクラスの連絡網などはないので、休校の連絡は地元ラジオのアナウンスのみ。先日は次男をプリスクールに連れていって、初めて長男の学校の休校を知り(この時はタイヤが18個付きの超大型トラックが電信柱に衝突して一帯が停電になった)そのまま二人とも預かってもらいました。予期せぬことが起こるものですが、情報収集は自己責任ということでしょうね。

長男も次男も小さな怪我や風邪を引いたりはしていますが、現在医者に行っていない期間新記録を更新中です。こう書くと、行かなくてはいけないことが起こりそうですが・・・元気が何より。夏休みまでの3週間を健康に過ごして欲しいと思っています。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

アメリカからの子育て奮闘記TOPページへ