2007/2/23

スカイプ

結婚した当初、遊びに来た友人が、コンピュータをかちゃかちゃと触って、本人も見知らぬ人と画面の前で話をしていました。どうしてコンピュータを電話みたいに使えるの?と感心したのが9年前。

つい先日「スカイプ」を導入しました。
コンピュータを介したビデオ電話です。送信、受信共にコンピュータを使うと通話が無料。コンピュータから通常の電話(携帯電話)に送信する場合は、予め支払った通話料金の口座から自動的に引き落とされます。その通話料金もアメリカから日本にかけるとして,これまで使っていたものの3分の1。そしてこのシステムを使うためのソフトをダウンロードするのも無料です。
私は、日本への通話料が少しでも節約できて、同様にスカイプを導入している友人とお互いを見ながら会話したり、チャットができればいいと思って使い始めました。画像も音声も満足できます。
防護しておけば、見知らぬ人からコンタクトされる心配はないとのこと。
ところが、消費者にとっては便利で安価なサービスでも、国営電話事業の収入を心配してスカイプを禁止している国もありますし、国防の面から今後規制がかけられる国が出てくるのではないかと言われています。今後の行方が気になります。

スカイプが使えるようになって、我が家では電話の選択肢が増えました。ローカルは通常の電話、遠距離は毎月時間が余る携帯、そして国際電話はスカイプから、と相手によって電話を選んでいます。こうなると、通常の電話は無くても何とかなりそうですが、緊急時のためにやはり持っておかなくては心配ですね。

先日初めて友達の家にお泊りに行った長男は、案の定スカイプで連絡を入れてきました。楽しそうに笑う様子を見て、安心しました。また、出産予定の友人に、ビデオセットをプレゼントしました。うまくいけば、遠方に住む彼女の家族に赤ちゃんの様子を日々見せることができますよね。私の母は、やっと携帯電話を使えるようになったところ。孫たちの生の様子を見せてやりたいのですが、「スカイプ」使ってくれるでしょうか。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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