2005/2/17

お次は電気

ガスの次は電気でトラブル。
請求書を見て、目が飛び出そうになりました。いつもの約5倍の額です。
一番最初にドキッとしたのが、新築の家ではないので、配線が悪くなったのではないかということ。そうなると、プロに調べてもらって、修理。ああ、費用がかかる・・・と頭を抱えてしまいましたが、ひとまず冷静になり、念のために外にあるメーターを調べました。
ええっ?! 千桁目の数字が全く違う! 明らかにメーターの読み違いです。
それではとカスタマーサービスに電話をしました。「係員がダブルチェックをしていますから、間違いありません」どうしてこんなに自信を持って言えるのかとても不思議です。私が読んだメーターを読みあげると、一瞬の沈黙後、係員が再度チェックして、訂正をしたら連絡を入れてくるとのこと。
こういう会話をして、先方から連絡が入ることはまずないので、念押しのために名前を確認しました。ちゃんと仕事してちょうだいよと言う私からのちょっとした圧力です。
驚くことに、4日後には同じ担当者から連絡が入り、「金額の訂正をしました」やっぱりメーターの読み間違いだったんですね、と言っても「そうです」だけで、最後まで「ご迷惑をおかけしました」の一言もありません。まあ、こちらの目指す正しい金額の連絡をもらっただけでも、アメリカのカスタマーサービスでは初めての経験なので、この際あまり気にしないことにしました。
こんなサービスに慣れっこの夫は「謝らなかっただろう。ここが日本とアメリカの大きな違いなんだよな、会社の顔として働いているんなら、謝らなきゃ」と私の代わりにぶつぶつと言っていました。
おそらく、カスタマーサービスの彼女としては、自分の不手際ではないし、むしろ訂正したので、感謝されても謝る必要はないと思っているのかもしれませんね。それに、これに限らず、すぐに裁判になるアメリカでは、自分の非を簡単に認めるのは良くないとされる風潮があるように思います。

後日知ったのですが、使用量を推測して請求する会社もあるとか。メーターをきちんと読みに来るだけでも、誠実な電力会社と言うべきなのでしょうか?!


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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