2004/9/17

サッカーシーズン到来

長男のサッカーシーズンがやってきました。
夏が始まる前に登録をしていたのですが、息子も私も幼稚園のことで頭がいっぱいになっていて「そう言えばサッカーが」と思い出したのがついこの間のこと。
野球もバスケットもフットボウルも、もう少し年齢が上にならないと参加できないので、サッカーは幼稚園生にとって唯一のスポーツです。

リーグは全部で500人を優に超します。トップは中学生。年齢別、区域別にチームが分かれ、チーム毎に週に2回の練習があり、毎週土曜日に試合をします。

5歳はまだまだチームプレーのできる年齢ではありませんよね。ころころと転がるように動き回る様子は微笑を誘うのですが、練習を見ていると、ボールに向かって全員が団子のように固まるし、いったん自分の足に迷い込んだボールは何があっても人に渡さない、同じチームの誰かがゴールをしても、それは自分じゃないから、だめ。ふざけあったり、芝の上に寝転がったり。と、どうなることかと思っていました。
ところが、最初の試合の日には、コーチも親も唖然。子供たちは、一心にボールを追い、チームメイトのゴールを共に喜び、驚くほどのびのびとプレイしていたのです。きっとどの親も、自分の子供が誇らしかったに違いありません。

リーグの運営もなかなか大変なようです。
登録の際には、親のボランティアが条件のひとつでした。できない家庭は、50ドルを支払わなくてはいけません。チームのコーチをする、試合時の売店で働く、グラウンドの整備をするなどで、特にコーチとなると本当に好きでなければできそうにありません。500人の子供から参加料(一人35ドル)を徴収し、それぞれのチームにスポンサーまでついているのに、どうして運営がボランティアになるのか、不思議なのですが、仕方ありませんね。我が家は、夫が雨の中グラウンド整備に出かけました。

シーズンは10月末まで。秋雨が続くようになりましたが、せめて週末は晴れて欲しいものです。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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