2004/5/27

ママ、仕事します

突然ですが、仕事をすることになりました。

次男が生まれて3ヶ月。子供との時間を極力減らさずに済む仕事との出会いを、焦らずに待つことにしました。

そんな中、思いがけず新聞の求人広告で、政府関係機関の人事部でのアシスタント業務を見つけました。堅実な職場で、仕事はファイリングや関係書類のコンピュータ入力と、至って初歩的なもの。なにより一日4時間勤務なので、子供とのバランスも良く、応募してみることにしました。

アメリカで仕事に応募する場合は、resume(レジュメ:履歴書)、cover letter(カバーレター:自己PRを簡潔に綴ったもの)が必要です。これに応募先が応募用紙を用意している場合もあります。私が応募用紙を記入し、履歴書とカバーレターを準備したのが、締め切り前日。直接持参しました。

その後、期待せずにいた翌週早々の電話インタビュー、その翌週の面接と、とんとん拍子に話が進みました。面接では、ウエブサイトで調べた想定質問は全くはずれましたが、自分の考える通り誠実に丁寧に答えました。英語は緊張もあり、かなりひどかったと思います。とにかく、十数年ぶり、しかも英語での面接で本当に緊張しました。

面接の帰り際に、日本での元上司に連絡したいので、メールアドレスを教えて欲しい。と言われました。アメリカでは元の勤務先に連絡をして、勤務状況や人となりを聞くreference(リファレンス:人物照会)というのがあるのです。
4年ぶりに元上司と電話で話し、快く承諾をもらいました。

そして、その二日後、採用の連絡が入りました。
初めての仕事が決まり、飛び上がるほどの嬉しさと同時に、子供たちの面倒はどうする!?と一瞬パニック。何とかなるわ、というそれまでのお気楽調子から、具体的に考えなくてはいけなくなりました。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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