2003/10/16

銀行その2

翌月曜日、わが町の支店でのやり取りです。

私 「使用中止にした覚えは全く無いですけど、どうしてでしょう」
窓口「新しいの作りますか」
私 「もうすぐ期限が切れるけど、新しいのは自動的に送ってこないんですか? それに何よりどうしてこんなことになったのか知りたいんです」
窓口「このカードは9月末までですから、使えなくなったんです」
私 「今日はまだ20日ですよ。切り替えになるお客は、みんな早めに使えなくなって、新しいものがくるまでこーんな不自由な目にあうんですか?夫のものは期限が切れても送ってこなかったし、理由をちゃんと教えてください」

どうして、誰が聞いても筋の通らない返答を、面と向かって言えるのか本当に不思議です。しかも絶対に謝りません。日本の銀行なら、対応した個人が悪くなくても「私どもの不手際で……」となるところですよね。

しぶしぶ彼女はメインコンピュータで調べて、どのコンピュータで誰がそういう手続きをしたのかわからない。ただ、新しいカードは使えなくなった日に発送されているから、と教えてくれました。
私は半信半疑でしたが、これ以上彼女に言っても埒が明かないと思ったので、いったんその日は引き下がり、その週にカードが届かなければ、支店長と話をするつもりで帰りました。

さて、金曜日にめでたく新しいカードは到着して、いそいそとスーパーでデビットを使おうとしたところ、また、はじかれました。
その足で、また銀行に。期限切れで新しく作ったカードなので(私たちが望んだわけじゃないのに)新しい暗証番号の登録が必要だったそうです。
無事手続きが終わり、カードが使えるようになった時には、疲れ果ててしまいました。

全国規模の銀行で、便利だし取引もカスタマーサービスも安心できると期待していたのが甘かったのですが、もっとしっかりしてよ、と言いたくなります。

それにしても、今回の件で得たのは、私が英語で文句を言って張り合えることを自覚できたことでしょうか。いろいろと揉まれて、強くなっていくものです。


アメリカからのこそだて奮闘記


日本で大手企業の広報課長を務めているときに、アメリカ人の英会話教室の先生と結婚、渡米。日米の文化の違いに悩まされながら、子育てに奮闘中。

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