2000/09/01更新
今日のエッセイ
防災の日

今日、9月1日は防災の日。
阪神大震災が1995年に起きてからは、どうしてこの日が防災の日か、
忘れている人もいるかもしれない。
そう、関東大震災の日を防災の日と決めたのだ。

今年は、有珠山の噴火や伊豆諸島の群発地震、
そして今も深刻な様相を呈している三宅島の噴火。
他にも、集中豪雨による被害もあったし、 季節はずれの雹、
しかも、北関東ではピンポン玉大の大きな雹が降り、
学校の窓ガラスや自動車のガラスを割り、突き破るほどの被害も出ている。
これからは台風の季節。 自然災害は、忘れた頃にやってくる。

また、今年は企業の不祥事が多く発覚している年でもある。
しかも、それはずっと過去から続けられていたりしたものだ。

喉元過ぎれば熱さを忘れるというが、
痛い思いをした記憶、悲しい思いをした記憶を忘れてはいけない。
それは、他人のこと、TVの中のことではなく、
自分のこととして受け止め、同じ過ちを繰り返さないという思いを
みんなが持たない限り、 また何処かで同じ過ちは繰り返される。

次の災害はゴミが原因かもしれない。

過去のエッセイ
新しいエッセイ

 

伊達明のエッセーTOPへ