2000/08/25更新
今日のエッセイ
厄年はろくな事がない

今日、突然右目の手術をした。

一昨日、打ち合わせをしていたら、突然右目に激痛が走り、涙が止まらなくなった 。
頭は朦朧とし、右目を普通に開けていることもできない。
逆まつげか何かが入ったんだろう、位に思っていたが、今朝になってもおかしい。
右目の痛みは、少しは引いたが、まだ頭がぼーっとしている。

目に何か起こったのか、それとも脳神経か、はたまた単なる風邪か?
病院嫌いの僕も、そんなことを言っていられないくらいに調子が悪い。
意を決して、近くの総合病院へ向かった。
受付には「保険証のコピーでは保険診療は受けられません」と書いてある。
保険証なんて持っているはずもない。
自費で全額支払って、後日精算してくれと言われて、ちょっとひるんだが、
兎に角、今の状況の原因をはっきりさせて、すっきりさせたい。
どうせ検査さえすれば、大したことないだろうという甘い読みもあった。

しかし、現実は違っていた。
どの科で診療してもらうのが良いか解らないので、
先ずは、はっきりした痛みのある眼科へ行った。
先生が一通り診察して一言「手術します」
!!!!!!!!!!!??????????
なんと、眼球に鉄片が刺さり、それは既に取れていたが、
傷跡に錆が残っているので、それを除去する必要があるというのだ。
しかも、手術は今直ぐやるという。
えっ?今?お金もそんなに持ち合わせが………
有無を言わせず、手術されてしまった。
数分で終わり、痛むもののそのまま普通の生活に戻ることができた。
領収証の明細には、ちゃんと「手術料」とあった。

そろそろ、目を休めるために、仕事を切り上げよう。
厄年って、ほんと、色々あるもんだ。

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