2009/03/12
受精卵の取り違え防止
受精卵の取り違いなどを防ぐためのチェックについて、詳しく教えて下さい。
質問:
受精卵の移植ミスがニュースになっているので、失礼と思いながら、質問をさせていただくことにしました。セントマザーはチェックをする専門スタッフがいて、院長であっても、チェッカーの了解なしには次の工程に進めないとありました。それは、採卵・採精・顕微授精(ICSI)を含む受精や移植の時、すべてにおいて行われていると考えていてもよいでしょうか。
どのような時にチェックを行っているのかなど、管理体制についてのご意見をお聞かせいただければ嬉しく思います。お願いします。
回答:
御心配されるのは当然の事だと思います。
当院においては、チェックだけを専門とする“チェッカー”というスタッフが現在4人常勤しております。採卵、採精、体外受精(IVF)、顕微授精(ICSI)、胚移植など、操作の全てにおいて、「検査技師同士」のダブルチェックではなく、「検査技師とチェッカー」によるダブルチェックを行います(ダブルチェックとは、2人で確認をしながらチェックをすることです)。ドクター、検査技師に関わらず、すべての操作においてチェッカーの確認のサインがなければ、次の工程に進むことはできません。
なお、当院はJISART(日本生殖医療標準化機構)の会員であり、3年に1度の厳重な審査をパスしなければなりません。精子・卵子・胚の取扱いに関しては、最も厳しいチェックが他施設のメンバーから構成される審査チームによって行われます。この審査は、私達だけでなく、第3者による審査ですので、特に、精子・卵子・胚の取り扱いに関しては自信を持って安全性を保証します。詳しい内容はJISARTのサイトをご覧ください。
■JISART(日本生殖医療標準化機構)
(院長:田中温)
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