2009/02/12
インフルエンザの登園・登校のタイミング
今まさにインフルエンザが流行中です。幸いにも私は一度もインフルエンザに罹ったことがありません。スタッフや家族がインフルエンザになっても何とかくぐり抜けてきました。つらそうな姿を見ていると一日も早く回復してほしいと願わずにはいられません。
今はインフルエンザの治療薬(薬品名:タミフル・リレンザ)があるので、薬が効けば熱も速やかに下がることが多いのですが、ここで問題になるのが「いつまで保育園や学校を休むのか」ということです。学校保険法では「解熱後二日間」は休むことになっています。これは患者本人の体力の回復や周囲への感染拡大を防ぐ上で重要な事です。すなわち完全に解熱してから48時間経過すれば登園・登校ができることになります。
しかしここで問題なのは、治療薬を使用した場合です。薬が効けば翌日には熱が下がることも珍しくありません。そうすると、解熱した日の翌々日、すなわち二日間休んだだけで登園・登校することも珍しくありません。ところが「解熱=感染力の消失」ではないのです。抗インフルエンザ薬には、ウイルスの細胞外への遊離を抑制する作用がありますが、ウイルスを殺す作用はないので、しばらくはウイルス排泄が続きます。従って、少なくとも発熱してから五日間は休む必要があると思います。中途半端な自宅療養(完治前の登園・登校)は感染の蔓延を助長しかねません。インフルエンザに罹ったら十分な休養が大切です。
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