【こそだて】産科・小児医療の現場から

2009/01/29

歯科医院に来ただけで泣く子

よく、「初めて」歯科医院に来たのに、泣く子がいます。なぜでしょうか?当たり前と思いますか?当たり前と思う方は、ご自身が歯科医院の治療で痛い思いをした事がある方です。
では、「初めて」歯科医院に来て泣く子は?「初めて」では「歯科医院」が、どうゆう所だか、わからないはずです。


パターンとしては色々ありますが、待合室では泣いていないのに、入ってきて泣く子は…
「他の科で注射が痛かった」や、白衣などに警戒心がある場合などがほとんどです。この場合、慣れていけば上手にできるようになります。


では、歯科医院の玄関を入って、すでに泣いている子は…
このような子は、たいてい、両親が治療前にこう言います。子供の手を握って…
「先生は、痛くないように治してくれるよ」


子どもにとって、両親が手を握る時、イコール「危険な時」-と認識している子が多く、「痛くないように…」ということは、痛い事がある時と察知するからです。知らず知らずのうちに、親が子供に「危険な事があるよ!」「気をつけて!」とサインを示しているのです。
歯科医院で、子供だけを入室させるところがあるのは、そのようなサインを出させずに、円滑に子供の治療を行いたいからです。
私も親ですので、このような気持ちや行動は無意識のうちに出てしまうのは当たり前だと思います。ただ、そこを理解しサインの出し方を注意することで、子供が新鮮な気持ちで物事に対応できることができることも理解してください。


また、歯科医院の玄関を入って、すでに泣いている子には、もう一つのパターンがあります。それは、悪いことすると、「歯医者に連れて行って注射してもらうよ」、「ガリガリしてもらうよ」など、恐怖の対象として常日頃から子供に言っている場合です。
この場合は、歯科医院にいってもなかなか上手に治療できるようにはなりません。また治療できる様になるまで長期間かかること、さらにその期間に虫歯が進行し、腫れなどが出た場合、無理やり治療するほかなくなり、さらに歯科を恐怖に思う結果となります。


御両親にお願いします。
子供には、事前に歯科医院が、「痛いところ」・「怖いところ」という情報を伝えないでください。それだけで、短期間に上手に治療できるようになります。
できれば、楽しく通ってもらいたいですし。


埼玉県あさひ歯科クリニック 患者様に感謝ですより


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kosodate.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/157


copyright(c) Bright Way Co.,Ltd. All Rights Reserved.