【こそだて】産科・小児医療の現場から

2008/11/06

鼻血が出たら

一旦鼻血が出だしたら、本当に続いて出やすいし心配だと思います。
普通の方には、なるべく早めに耳鼻科へ行かれることをオススメします。


耳鼻科では、その出血場所(たいていが左右の鼻の境目の壁の前のほうで、血は止まりやすいところです。キーゼルバッハ部位と言います)を確認して、電気凝固や薬品止血します。
そして鼻の中に何もないかと(アレルギー性鼻炎やあるいは腫瘍など鼻血がでやすい病変がないかと言うこと)確かめます。アレルギー性鼻炎による鼻血は十分考えられることです。


なかなか血が止まりにくい場合は血液検査も受けたほうがいいかもしれません。
紫斑もできやすい場合は注意が必要です(血がとまりにくい血液、肝臓、腎臓疾患や薬物長期投与など基礎的な疾患があることもあります)。血圧が高い場合も出やすいこともあります。こちらも治療すべき時は降圧剤を使用してください。


自宅での『鼻の止血方法』
まずティッシュペーパーを詰めるのはあまり望ましくありません。詰まったらけっこう堅くて粘膜を痛めます。
一番いいのは、出血部位が鼻の前のほうなら、丸くしてちょうど鼻の穴にすっぽりはいるくらいの普通の綿(化粧綿でけっこうです)あるいは柔らかい布など。
生活の知恵で、女性は化粧なおしに、コットンパフを使うのですが、あの内側の繊維が一番いいのです。あのコットンパフをくるっと裏返してぽっと出てくる繊維を、くるっととって丸めると、それが一番優しい鼻血止めの綿になってくれます。外出先にコットンパフを持っていくと化粧直しにも使えるし鼻血止めにも使えますね。


出血が起こったら、それを鼻の穴につめて、横から力いっぱい圧迫します。綿が血で濡れるとそれを交換する、それを繰り返すのが一般的な出血部位の(キーゼルバッハ部位)止血方法です。
頭はややうつむけて、口にたまった血液を洗面所などで吐き出してください。
血液が胃に入ると気持ち悪くなります。


篠原内科外科耳鼻科
 耳鼻科50音辞典 子供に多い耳鼻科疾患より


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