2008/7/10

Q:怒ったあと、どうしてますか?

◆投稿者:女性・30歳(子ども=2歳2カ月)

私は怒った後、すぐに気持ちの切り替えができません。数分は口をきかなかったり、言葉もきついまま。

そのせいもあり娘に何度も何度も「ごめんね。ごめんね」と泣きながら言われたり、「怒ってない?」「嫌な気持ちになってない?」と言われています。

気持ちが落ち着くと抱きしめたりしていますが、やはりよくないですよね?

みなさんは、ひどく怒った場合、どのように気持ちをコントロールしていますか?


A:自分を許せると、気持ちを切り替えられる

◆渡辺 ミサ(わたなべ みさ) 先生
渡辺先生

NHK学園生涯学習局専任講師、NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会理事長、生涯学習セルフ・カウンセリング学会事務局長。「セルフ・カウンセリングによる自己発見法」を伝える活動をしている。著書は『カッとなって子どもを叩かない法』(学陽書房)ほか。

子育てしていると、自分の思い通りにならないことが多いものですね。その理由のひとつは、子どもの欲求と母親の欲求の食い違い。もうひとつは、母親自身の中での欲求の食い違いです。

「子どもの欲求と母親の欲求の食い違い」とは、子どもは母親の思う通りにならないということ。子どもの生活リズムや、体質、体力、年齢などによって、子どもの行動や反応は一定ではありません。例えばミルクを飲む時、寝不足や疲れ、興奮などでちゃんと飲んでくれないこともあります。母親は一定量飲んでほしいのに、子どもは飲んでくれない。期待通りにしてくれないので、イライラしてしまいます。

「母親の欲求の食い違い」とは、例えば母親自身の仕事をしたいけれど、子どもとの生活も大事にしたいというように2つの欲求にゆれている場合。心が落ち着かないので子どもとの関わりがうまくいかないと、自分は子育てに向いていないのではと、自分に対してイライラしてしまいます。

怒った後に気持ちの切り替えができないのは、自分で自分を許せず、自分の心を受け止められていないから。そんな時、自分の気持ちを紙に書き出してみましょう。「私ってダメな母親だ。子どもがいなければ仕事を続けられたのに。子どもと笑顔で過ごしたい……」。わき上がってきた気持ちを言葉にして紙に書き出し、落ち着いたら読み返してみましょう。欲求を突き止め自分の気持ちを受け止められると、子どもに向き合うゆとりが生まれてくると思います。

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(C)YOKO SASAKI
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