2008/2/14

Q:鏡を見ることさえ忘れている

◆投稿者: 女性・27歳(子ども:2歳/1歳)

現在1歳と2歳の子どもがおります。子育ては楽しく、忙しいながらも充実した毎日を過ごせているように思うのですが、最近、ふと自分を見るのを忘れていることに気づいて落ち込みます。独身の頃は、好きなように洋服を買い、美容院に行き、高い化粧品を買い、いつもキレイでいるように心がけていました。

しかし、子育ての忙しさから、鏡を見ることさえ忘れているのです。お金も子どもを楽しませてあげたいから、行楽費や日々の生活費、今後の貯金に当ててしまいます。そうすると自分の洋服や化粧品等に使うお金はなくなってしまっているのです。

子育てしていても、新しい洋服を着て、独身の頃のようにキレイなママはたくさんいると思います。みなさんはどのようにしているのでしょうか? がんばってやりくりしても、自分の自由になるお金がなかなかできません。


A:子どもの命を育んでいるステキな時間

◆大葉 ナナコ(おおば ななこ)先生
大河原先生 バースコーディネーター。バースセンス研究所代表、日本誕生学協会代表理事。産前産後の女性支援やパートナーシップ支援、心身に優しく豊かな出産を実現するための調査・研究に従事。著書は『ゆるむ育児のススメ』(実業之日本社)ほか多数。二男三女の母。

「子どもが産まれたところで一段落、自分のことは万事休す」と感じる方もいるかも知れませんが、私は子どもを産んだ後からこそ、内面的に人として成長していくのだと思っています。お化粧やファッションやキャリア武装というのは、一見パワーのあるものですが、身の丈以上に鎧兜を身につけなくても、小さな命を育てていること自体が、とてもステキな自分磨き。「髪、振り乱してるな〜」とか「きれいな服、着てないな〜」という分、内面が磨かれている時期かも。周囲から見て不潔じゃなければいいと思います(笑)。

小さな子どもの人生をケアしているときに、おしゃれやお化粧にばかり焦点をあてるのは、気持ちや時間の使い方としてはもったいない。自分よりも小さな命を優先して子どもに目と手をかけることは、お母さん自身の笑顔に蓄積されて、表情を内側から輝かせることになるはず。にじみ出る優しさや強さがいつの間にか身に付くと思いますし、それが一番のおしゃれではないでしょうか。

お金と時間は、子どもの成長とともにいつかは作れるようになるものですが、まずは1日15分の自分だけの時間を作ることから始めてみませんか。1日15分の積み重ねは1週間で約2時間、1年間で約100時間にもなります。その時間だけは、子育ても家事も忘れて、自分の好きなことに没頭してみてはいかがでしょう。そして、月に1回はおばあちゃんに子どもを預かってもらって、夫婦でデートするハレの日を作るなど
気持ちを切り替える場面を作ること。私らしいと思えるあり方、自分自身を愛せる幸せな大人が近くにいることは、子どもにとっても幸せなことだと思います。

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(C)YOKO SASAKI
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