2007/4/12

Q:“母親失格”って思ったことありますか?

◆投稿者:女性(女の子・2歳)

2歳になったばかりの子がいます。私は最近、自分は母親失格なのかと思い、自己嫌悪の日々です。

子どもが2歳という難しい時期であるとわかっていながら、子どもに「きーっ!」ってイラついて、怒鳴ってしまいます。「もういいっ!」って、部屋を出てしまうこともあります。そんな時、子どもはヘンな顔をします。「お母さんどうしたの?」って感じ。子どものほうが何枚も上手で、すべて見透かされているような気がしてしまいます。

何が母親合格で何が母親失格なのか自分でもよくわかっていないんですけど、とにかく母親である自分に自信がないのです。

子どもの情緒のためにも、心穏やかに過ごしたいのですが……なかなか難しいです。何かいい対処法をされている方、同じような悩みを持っておられる方、いらっしゃいましたらお話聞かせてください。


A:頑張った自分をほめてあげよう

◆袰岩 奈々(ほろいわ なな)先生
袰岩先生 カウンセリングルーム・プリメイラ主宰。個人カウンセリングのほか、企業、学校などでのコミュニケーションに関する研修会やコラムなどの執筆も手がけている。著書は『感じない子ども こころを扱えない大人』(集英社)ほか。2児の母。

家事も同じですが、母親というものには合格ラインがありません。子どもが元気に育っていれば、それが合格かもしれませんね。自分がもっとこうしてあげられれば、この子はもっと幸せになれるのに……と考えると、どんどん合格のラインが高くなってしまうようにも思います。

もちろん、母親としての合格ラインを自分なりに決めるというのは悪いことではありません。でも、一気にその目標ラインを目指すのはとても大変なこと。たとえば、「いつもニコニコしていてテキパキしている母」というのが最終的な到達ラインだとしたら、その間に、たくさん小さな目標を立ててみてはいかがでしょう。無理なく目標に近づくために、何が必要なのかを考えてみるといいですね。

自分で頑張りたいことをたくさん書き出してみるのもおすすめです。それで自分ができたところに○印を付けます。「○時に起きて、子どもを起こす」「子どもにご飯を食べさせる」など、そんなことでも毎日続けるにはエネルギーが必要です。1日に5回「キー!」と怒ってしまうのなら、1日に3回を目標にしてみるとか、そんなささいなことでもいいと思います。そして、「×」が付いたところを気にするのではなく、「○」が付いたところを見るようにします。今日自分が頑張ったことを書き出しておくのもいいですね。

他の人と比べることなく、ちょっと前の自分と比べて、できた自分をほめてあげましょう。そんな小さな毎日を積み重ねていくことで、少しずつ前進していけるのだと思います。

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