2004/6/24

Q:しんどくなっちゃった

◆投稿者:女性(女の子・1歳6カ月)

なんだか最近自分がおかしいんです。1日の中に"陽"と"陰"があって、すごくイライラします。もしかしたらこれがうつ病かな……。

ふだんは「ママはいつも明るくて、○○ちゃんも楽しそうね」と言われたりするくらい人からは育児を楽しんでいるように見えるみたいです。

でもイライラした時は、壁を叫びながらたたいたり、自分の頭をたたいて感情を外に吐き出すようにしています。そして子どもには手こそあげないものの「ママのものにさわらないで」とか言ってしまったりします。

本当にふだんは一緒に踊ったり歌ったり楽しいんです。でも少しでもイライラがくると発作的にキャーとなります。

今、育児と生活に自信がなくなっているのは確かです。原因もあります。実家から心ない一言を言われて、私のことは誰もわからないという考えから抜け出せません。全てにおいて空回りしています。

でも、これを誰かに話すともっと自分に自信がなくなりそうで怖くて話せません。通院している病院(鍼灸)で"精神疲労"を指摘されました。専門病院に行こうかとも考えましたが、自分を病人だと決めつけてしまうのも恐いです。



A:弱い自分も子どもに見せて

◆榎本千賀子(えのもと ちかこ)先生
榎本先生 コミュニケーション研究所「人間舎」代表。日本カウンセリング学会会員。著書は、『あなたはひとりで悩みすぎ』(すずさわ書店刊)、『おこりんぼママさん にこにこママさん』(インターメディア出版刊)ほか。2人のお子さんの母。

まず、お母さんたちに伝えたいことは、イライラして子どもを怒ってしまうことがあっても「自分を責めないでほしい」ということ。私自身も2人の子どもを育てましたが、子育てから逃げたかったときもありました。でも、子どもの寝顔を見たり、「お母さん大好き」って言われたり。子育てって楽しいときがあったり、つらいときがあったり、両方あるからこそ、自分自身も育っていけるのではないかと思います。

お母さん方はみんな「お母さんはこうあらねば」というのが強く、まじめすぎるのではないかと思います。ステキなお母さんを続けることに疲れてしまったり、ステキなお母さんに当てはまらないようなことをしてしまうと落ちこんだり。

ありのままの自分でいいんです。時には怒鳴ったり、子どもとケンカしたり…。人間ですからいろいろな感情があって当たり前。そう思うと、先に進めるのではないでしょうか。

イライラしたり、しょんぼりと落ちこんだり……。そんな時は自分のエネルギーが減っているのだと思います。思いきって眠ったり、休んだりしてはどうでしょう。

子どもと一緒に外に出ると、自然のエネルギーが元気をくれるかもしれません。 そんな気力もなければ、「お母さん疲れているから、これやって」「お母さん疲れているから、ちょっと寝かせて」と子どもに協力してもらってもいいと思います。きょうだいがいれば、「少し休みたいから、ちょっと面倒見ててくれる?」と上の子にお願いしてもいいですね。そして元気になったら「ありがとう。おかげで元気になったわ」と感謝しましょう。

時にはお母さんの弱い部分を子どもに見せることは、「人は協力しあって生活する」ということを教えるチャンスにもなると思います。

   
       

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